2012年5月31日木曜日

ブファリーニ、出場停止

第9節AWAYラシン戦で主審ネストル・ピターナがフリオ・ブファリーニに提示したイエローカードをマッチリポートに記載していなかった問題。


前節HOMEでのNOB戦直前に出されたボレティン4650の「累積警告が4に達している選手リスト」にブファリーニの名前はありませんでした。

AFAからCASLA及びブファリーニに注意を促す通達もありませんでした。

CASLAはブファリーニが期の途中から加入したこともあり、念のため何枚たまっているのかAFAに確認しました。

AFAからの回答は「前所属クラブで受けたものを含めて3枚」でした。

しかしAFAは実際のところ1枚漏れていることを知っていました。

あと1枚もらっても次戦AWAYでのCAT戦に出られるはずのブファリーニはNOB戦で躊躇なく体を張り、この試合も裁いていたピターナから新たにイエローカードをもらいました。

きちんと「累積警告4の選手」に記載、通達がなされていたミグリオーレ、アルバラード、ビアンチ・アルセ、カリンスキ、ロマニョーリはそれを意識し、5枚目を回避できました。

ところが試合の翌々日、CATが「ブファリーニの累積警告でRC戦のイエローがカウントされていない」と主張しAFAにビデオを提出しました。

RC戦は2ヶ月近く前に行われました。

規則上は「該当の試合から3日、特別な案件と判断される場合でも15日以内に当事者のみが申し立てできる」とあり、「経過した日数や部外者からの告発であることから却下される」という意見が出始めました。

すると、「当事者ではないCATは期限にとらわれず訴えることができる」と曲解する人が現れました。

とはいえ、さすがにこの理屈は通らないと感じだのか、CATは「"公式には"何も出していない」と言い出しました。

AFAはピターナを呼び出しました。

ピターナは今日AFAのオフィスで速やかに修正報告をしました。

帰り際、ピターナは一言もしゃべりませんでした。

代わりに同行した審判組合長が「(ミスに気付いた)ピターナは"自発的に"やってきて修正を済ませました」と発言しました。

この行動を受けて、AFAの規律委員会が今晩出した結論は「ブファリーニの累積警告は5で次節出場停止」というものになりました。

規律委員会長は「特定のクラブからもたらされた情報によってAFAが再検に動いたのではなく、ピターナが自らこちらに赴き修正したため」と、組合長の言葉をなぞりました。

さて、「第13節アルボ対アスルグラーナでのドーピング検査で、バリエントス(兄)から陽性反応が見られた」と発表されました。
ボエードの第二副会長ロベルト・リーバスは、「バリエントスの件は残念だ、これもサン・ロレンソのせいにされると確信してるよ」というコメントを残しています。